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小泉 智; 山口 大輔; Putra, A.
no journal, ,
先端的中性子小角散乱法を用いて膜電極接合体をオングストロームからマイクロメートルのマルチスケールで観察した。モデルMEAにおけるアイオノマー相分離構造(水クラスター)の存在を確認した。炭化水素系共重合体(PEEK)膜の階層構造(ミクロ相分離とイオンクラスター構造)を確認した。また、平成22年度途中から新規に着手した課題について現状を述べる。(1)触媒層における水分量を反射電子像の輝度から決定する試みで、低真空SEMを用いて触媒層の観察を行っているが、現在までに触媒層から水が蒸発する過程で、像の輝度が有為に増大することを確認した。(2)中性子小角散乱で得られた結果をマルチスケールシミュレーションによる計算結果と比較し、作動状態下の燃料電池内部の構造・物質移動の包括的な理解を深めるため東北大学の計算機シミュレーショングループとの連携を進行中である。